奈良アゲイン
三年ちょっと前に訪れた際、時間が無くて行けなかった奈良のエリアに行く事を思い立ちました。
転勤してしまうので、今回行っておかないと訪れる機会もそうそう無くなってしまいそうなので・・・
まずは、前回の奈良訪問時にもメインで立ち寄った710年の平城遷都と共にこの地に創建された興福寺
以前には改修中だった中金堂が公開されているため、それを中心に見てきました。
まずは国宝 五重塔
そして、今回の目的の中金堂
710年に藤原不比等が創建した後、6度の焼失と再建を繰り返しながら、
1717年に焼失した後は財政的な問題により1819年に規模を縮小した仮堂で再建されたものの、老朽化で2000年に解体され、
2018年に創建当初の規模様式で復元されたものになります。
正面から
南側には回廊があったらしく、その柱の位置に石が配置されてます。
いつの日かこの回廊も再建されるらしいですが、案内の方もいつになるのかは分からないとの事を言われてました。
この写真の右側(南側)に南大門があり、こちらもいつの日か再建されるとの事でした。
取りあえず見れて良かったです!
さすが奈良、鹿とのコラボも絵になりますね (^。^)
阿修羅像も再見し、さて、時間も無いので次に行きます。
車で移動した先は、これも前回訪れた薬師寺
薬師寺の西塔(三重塔)
1528年の兵火で焼失し、昭和56年に453年振りに創建当初の姿で再建されたものになります。
上記の兵火で唯一焼けずに残った国宝の東塔(三重塔)はまだ解体工場中で、2020年6月には一般公開になるらしいです。
大講堂脇の梅が咲き出していましたねー
こちらの説法がタイミング良く聞けてラッキーでした。 説法も、今風の話題で楽しく聞けました。
ランチは、薬師寺から唐招提寺に向かう通り沿いにあるお蕎麦屋さん
鴨蕎麦にミニかき揚げをチョイスしました。 ウマウマでした!
玄奘三蔵院の伽藍に向かう梅のアーケード(^。^)
見上げると、色とりどりの梅と青空とのコラボがイイ雰囲気でしたね〜
日曜だったのに人が少なかったです。
そして、今回のメインの訪問先
1438年に再建されたと言うこの南大門から臨むのは、法隆寺(またの名を斑鳩寺)
聖徳太子が推古天皇と共に父親の用明天皇のご遺願を継いで607年に建てられたのがこの法隆寺
さすが法隆寺 広い敷地ですねー
日本最初の世界文化遺産
中門の向こうに五重塔が見えます。
中門の左右には金剛力士像が
国内最古の五重塔は余りにも有名ですねー ww
展示室の中の写真は撮れませんでしたが、
小学生の時、意味も分からずに口ずさんでいた玉虫厨子wwや 百済観音も見る事が出来て良かったです!
そして、これも超有名な聖徳太子を供養するために739年に建てられた夢殿
この法隆寺には、中高両方の修学旅行で来た筈なのですが、友達とワイワイ旅行気分で回っただけで、何も印象に残ってませんでした(汗)
こうやって目的を持って訪れるのは日本人として必要な事なんでしょうね〜 と、歳を取って改めて思った次第です (^^;;
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
by omachi (2019-03-09 20:25)
omachiさん
初めまして!
情報をありがとうございます! 京都も良いですが、田舎(奈良の方にはちょっと失礼な言い方かもしれませんが・・・)に点在している歴史物はそのまま残っている雰囲気があり、また一味違いますよね~
ご紹介いただいたネットをちょっと覗いてみます。 最後まで読めないかも知れませんが・・・(;^_^A
by sako (2019-04-28 12:46)